ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/30)

「・・・・なんやそんな俺の言ってる事変か?」
とちっとも自分が変だと思ってないような口調で横島。
「「へんや!!」」
と声をそろえて夏子と銀一。
「・・あんなあ」
とくびを抑えながら横島。
「ううん。変じゃないわよ」
と横島を見つめゆうこ。
「へ?」と言葉を無くす二人。
「そおやろー」
機嫌よく横島。
「うん。すっごくいい事だと思うよ」
ゆうこは微笑みながら言った。
この時・・・なのだろうか?
ゆうこはこの少年を始めて(といっても会って一時間たってないが)夏子の友達でもなく遠いご先祖さまうんぬんでも無く、一人の人間として初めて見たのだ。
・・・お世辞にも性格は良いとはいえない。
となりの少年なんかに比べると素直でも無いし人を思いやるとか、気を使うという事がまったく無い。
おまけに鈍い。(第一夏子を泣かせる人間なんてゆうこは自分以外知らない)
・・・・・・・でもこの子はわかってる。
・・それは直感。
・・・・・・・・・・大切なことはきちんと知ってる。
・・それは「欠片」の影響もあるのかもしれない。
・・・・だけども・・・・
「夏子もいい友達連れてきたねえ」
と満面の笑顔で言った。
くしゃっと顔を崩して笑う夏子。
てれたように頭を掻く銀一。
当然といった様に笑う横島。
ー仕方ないかあ・・わたしが気に入っちゃったんだもんな。
笑いながらゆうこは横島のたった一言で覚悟を決めた。

それからー
ゆうこは自分の中にある「欠片」を抑えつづける。
それは苦しい・・というわけでもなかった。
自分の中に自分以外の何かがあるというのは確かにきつかったし違和感もある。
だけど横島と居る時の「欠片」はとても嬉しそうで・・・・
・・・・自分の中の「なにか」がそげおちてゆくのは分かったてはいたが。
横島の特殊な体質を知り結界を張った。
ごそりと霊力を取られるがわかる。
つづく
・・・・・・・あうコメント不可能っすー!!><

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