バレンタインでの出来事(3)
投稿者名:トシ
投稿日時:(00/11/28)
「あの野郎逃げたわね」
「とりあえずさがしましょう」
「そうですね」
三人は横島を探しに行った
そのころ横島は
「何で俺がこんな目にあうんだ?そもそもオキヌちゃんが俺にチョコくれるのはわかるが小竜姫と美神さんがチョコをくれるのは絶対おかしい何か裏があるんじゃねーのか」
と一人でぶつぶつ言いながら街中を走っていた
一方美神達は横島を探していた
「ところで美神さん本当に横島さんのこと好きなんですか?」
オキヌはまだ信じられない
「確かに美神が横島さんを好きだなんて考えられませんよね」
と小竜姫
「・・・・・・・・・・本当のこと、言うしかなさそうね」
美神はその場に立ち止まった
「え?」
「は?」
オキヌと小竜姫もその場に立ち止まった
「実は昨日唐巣先生の所に行ってきたの」
=(昨日の夜)=
美神と神父が話している時に
「そういえば明日バレンタインデーですよね」
ピ−トが思い出したかのように言う
「美神さんは横島さんにチョコレートあげないんですか?」
とピートが尋ねた
「あげるわけないじゃない」
と美神
「でも横島さん悲しみませんか?」
「横島君はオキヌちゃんにもらってるから悲しんでるっていうことはないんじゃないかな」
「そうですね。でももしも横島さんに美神さんのチョコとオキヌちゃんのチョコどっちがいいってどう答えるでしょうかね」
「むつかしいね。でもいっつもチョコくれるし優しくしてくれるオキヌちゃんの方をとるんじゃないかな」
と笑いながら神父は言う
「じゃあもしも私のチョコを選んだらどうする?よしここで賭けといきましょうか!!横島君がオキヌちゃんのチョコをとったらあんた達に一億あげるわっ!!」
「いっ一億!?」
「そんな金があったら当分人から代金を取らずに生活できるではないか!!」
「そのかわり私のチョコをとったらあんた達私の下僕ね!!」
「・・・・・・え?ちょっと待ちたまえ美神君!!仮にも私は君の師匠だよ!?」
「ちょっとぉ美神さん!!」
「それじゃあ明日の夜に結果報告するわ!!じゃね!!」
と言い美神はダッシュで帰った
「・・・どうするピート君」
「ど、どうするって言ったって・・・」
神父とピートは危機を感じた。
===================
「ということなの」
と美神
「やれやれ、こんな事だと思いましたよ」
小竜姫はあきれた
「とにかく私はこの勝負に勝ってあの二人を下僕にするのよ!!」
美神はそういうが
「ダメです」
とオキヌ
「なんでよ」
「横島さんはたぶん今美神さんに好かれていると思っていますよ。でも横島さんのためにチョコをあげるんじゃなくて自分のためにチョコをあげるということを知ったら横島さんきずつきますよ!!それでも美神さんはいいんですか!?美神さんにチョコをあげる権利なんてあるんですか!?」
とオキヌ。少し涙ぐんでいる
小竜姫はじーっと美神を見ている
「・・・・・・・・・わかったわよ。もう帰る!!」
オキヌに正論を言われて反省したのか悔しいのかわからないがさすがの美神もおとなしく帰っていった
「結局二人になってしまいましたね」
と小竜姫
「小竜姫様は横島さんが好きだからチョコあげるんですよね?」
オキヌは真剣に尋ねる
「ええ、もちろんよ!!」
「じゃあ横島さんを探しましょう!!」
オキヌと小竜姫が再び横島を探しに行こうとした。その時!!
今までの
コメント:
- コメントしてくれた皆様ありがとうございます!!
やっぱり美神は美神らしくしました(じゃないとこの話むちゃくちゃ変になるし)
ということで読んでくださいおねがいしますぅ!! (トシ)
- なるほどそれで美神さんが横島にチョコを!!
しかし美神さんがそう簡単に1億もの大金を手放すはずが無い!!
なにかあるはずだ!なにか!!!! (マクスウェル)
- ・・・・やっぱり裏があったか(笑) (hazuki)
- 美神さん、絶対難癖つけて一億円あげなさそう……(笑)
しかし、唐巣先生とピートだからまだ良かったものの、賭けの相手が
エミさんだったら絶対こんなに大人しく引き上げなかった気が(笑) (馬酔木)
- 美神さんが一億円をあげるわけが無い(断言)
でもいつもの美神さんに戻ってよかった (ひのめ)
- なんだか面白そうな雰囲気じゃな。
美神さんはともかく、なんだか、おキヌの言動がちょっとおかしいような・・・
(「自分のために」とか、そーゆー言葉知っていたかな?)
とにかく賛成に一票! (ギャグレキスト後藤)
- いくら博打をうつのが得意な美神でも、流石に今回の賭けは無茶過ぎませんかね?
今の処何ら具体的な策略を弄していない彼女には、余程素の状態でこの賭けに勝つ自信があったのでしょうか? なにせ一円だって他人に遣るのを惜しがる人ですから。
次回以降美神が何かやらかすのを期待しつつ、今回は中立。 (Iholi)
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