ザ・グレート・展開予測ショー

バレンタインでの出来事(2)


投稿者名:トシ
投稿日時:(00/11/26)

皆様コメントありがとうございます
うれしいなこんなに賛成してくれる人がいて
というわけで今回も読んでください
でも展開によってはがっかりする人はすみません
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「はっ殺気!?」
横島は振り返るとものすごい顔をした美神がいた
「横島?あんた私のチョコが気に入らないっていうの?」
と美神
「いっいえそんなことは!!」
と横島は必死で弁解するが
「横島さん?私のチョコの方がいいって言ったじゃないですか」
ちょっと怒った顔でオキヌ
「え?ああオキヌちゃんのチョコの方が・・・」
「横島?」
「横島さん?」
横島はニ人にせめられる
「うっうわっどーしよー」
その時ピンポーンという音が!!
「あっ誰か来ましたね!?俺ちょっと行って来ます!!」
横島は逃げ出すように玄関へ走っていった
残された美神とオキヌは沈黙状態になっていた。その沈黙の中にもピリピリとしたムード
「・・・・・・美神さん?」
「なによ」
「美神さんは横島さんにどういう気持ちでチョコをあげたんですか?私は横島さんが好きだからチョコをあげてるんですよ?義理チョコとかじゃなくて」
とオキヌは挑戦状を渡すような言い方で言った。美神の意外な行動に強気だ。
「何?私が横島君に義理チョコを渡しているとでも言うの?言っとくけど私も本気よ?」
と美神はむっとした表情になる
そのころ横島は
「はーい」
ドアを開けた。そこには
「あっ、横島さん?」
小竜姫と鬼門がいた
「おおっ!!小竜姫様!!」
横島は感激した
「ささっとりあえず中へ」
横島は小竜姫を事務室へ連れて行った(鬼門は外で待っている)
そして事務室の前まで来たのだが
「ん?」
横島はドアの向こうで妙な威圧感を感じた
「何だ?」
横島はドアをちょっと開けて中を覗いてみると美神とオキヌが睨み合っていた。怖い
「何だ?何があったんだ?何であのニ人が?」
と横島は考えたが
「とりあえず今は入らない方がいいな・・・」
横島はドアを静かに閉めた
「どうしたんですか?」
「いや、ちょっと美神さんとオキヌちゃんの様子がおかしいんですよ」
「どういう風に?」
「なんか睨み合っていましたよ」
「あの二人が?なぜ?」
「さあ・・・もしかして・・・いやまさかね」
「え?今なんて?」
「いやなんでもないっす・・・そういえば小竜姫様、今日は何のようです?」
「え?ええ、あ、あのっ、あのですね、今日はバレンタインデーとかいう日だそうじゃないですか。だっ、だから横島さんにチョコレ―トをあげようと思ったのですけど」
と小竜姫は真っ赤な顔で言った。さっきまでは全然ちがう表情だ。もしかして忘れてたのか?
「ええっ!?小竜姫様が!?ありがとうございます!!いやー小竜姫様がくれるなんてうれしいな。予想もしてなかった」
と横島、かなり嬉しそうだ
「そうですか!?喜んでもらえてよかった」
小竜姫も嬉しそうだ
「じゃあ私はこれで」
小竜姫は帰ろうとするが
「ちょっと待ってくださいよ。もうちょっとぐらいいてもいいじゃないですか、それともなにか用事でも?」
「いや・・・べつに用事はありませんけど美神さんとオキヌちゃんがややこしいんじゃないの?」
「そうですけど・・・そうだ!!小竜姫様あの二人どうにかしてくれませんか?」
「ええっ?私が?まあいいですけど」
というこで小竜姫と横島は事務室の中へ入った
「あら、小竜姫様!!」
と美神、急に表情が変わった
「え?小竜姫様?」
オキヌも表情が変わった
「あなた達どうしたの?何があったの?」
小竜姫は尋ねるが
「え?何にもありませんわよ」
美神はしらばっくれる
「そんな事より小竜姫様、今日は何のようです?」
「私?私は横島さんにチョコレートを渡しに来たのですけど」
「・・・・・・・・・・・小竜姫様が?」
美神は機嫌が悪そうに言った
「何で小竜姫様が?」
オキヌも機嫌が悪そうに言った
「何でって言われても、それより何で二人とも怒ってるんですか?」
小竜姫は理解できなかったが
「・・・・・も、もしかして・・・二人とも横島さんにチョコレートあげたんですか?」
「そうよ」
「そうです」
と美神とオキヌ
「・・・・・・・・・・・・」
四人は沈黙する
「こーなったら横島君に誰のチョコがいいか決めてもらいましょう」
と美神が提案した
「そうですね」
とオキヌ。やる気まんまんでなおかつ自信がありそうだ」
「え?私もですか?」
と小竜姫
「当たり前でしょう。あなたも横島君にチョコあげたんでしょう?横島君の事好きなんでしょう?なら勝負よ!!」
「いや、私は・・・わかりました、やりましょう」
と三人が勝負することを決心した時
「あれ?横島君は?」
横島は逃げ出していた。


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