ザ・グレート・展開予測ショー

ウルトラマンカオス「3.おキヌのラヴィリンス(4)」


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(00/11/24)

未だもって、青白い光を放っている光の玉・・・・!
宇宙ロイド獣・マテリアーサの手の上で輝き、ヴ・・・ッンと唸りを上げる。
アシュタロス最終最強形態と超怪獣グランドキングのボディーを身にまとうことでアンドロジュダロスと
名を改めて復活したジュダ星人が、アシュタロス最終形態、グランドキング、およびマリア&テレサの
超合金ボディーを融合、さらにマリア&テレサのブレインを改良しプログラムを書き換えて洗脳させて
放った脅威の敵である。

その前に、ウルトラテラスクロールスタッフを超電磁波で封じられ、スペース有無光線をも弾かれた
上で尚も反撃を加えるウルトラマンカオス。
「ヴ・・・ヴヴ・・・(カオス、覚悟・・・・!)」
「ジュアオソゥッ・・・・(待って、テレサ・・・)」

なんと、いまだもってマテリアーサのブレインは洗脳しきれてなかった。
というよりも、わざと同士討ちをさせるため、一部だけを操作したのかもしれない。

          ☆          ☆          ☆

「グガゴォォォォ・・・・・・ゴズゥッ・・・!・・・!・・・!
(ふっふっふっ・・・、大苦戦しておるようだな、マテリアーサよ・・・・・・!
 だが・・・・カオスには殺せまい。そやつを無次元に送ったら、次は六道家・・・なぬっっ!)」
宇宙の果てで超魔力をスクリーンで通して地球を観測していた、アンドロジュダロス。
宇宙の果て・・・・M8700星雲にもかかわらず、これほどの距離を透かして見ているとは何というほどの
魔力の持ち主なんだ・・・うわっ、臭い★その能力で透かし屁をするなっ!

「ゴギュオオォッ!(それはそれは、♪お先、お先に失礼・・・・!♪後ろにいた彼女、立っちっあがって!)」

・・・なんでお前がおニャン子クラブを知ってんじゃっ!

          ☆          ☆          ☆

プコッ!

おキヌがチャポンッ・・・・とお湯に浸かりかかってできた空包だ。
相変わらず、白っぽいさらりとしたお肌。
それはもう、私のようなへぼナレーターでは表現しにくいほど美しくてたまらない。
すらっとした足、湯気に包まれてそれをきらびやかに飾るBカップの胸、そしてますます丸みを帯びている腰つき・・・ぶわっ!私にまで水をかけないようにっ!

「ど・・・道師っ!」
「そーなこといってもにゃー、わてはこう言うものを見ないと霊力が高まらないのじゃーも。」
「ですから、何で私ばっかり見るんですかぁっ!」
「いやーも、そなたにゃーどうげん、ほかの人ともと違う波動が感じぃらるーだにょ。」

おいおい、どこの方言だそりゃ。
などといいながらも、さっそくその言葉の元へ駆けつけてくるものがあった。

「浮気者〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
「びえええええぇぇ〜〜〜〜〜っ!」
「全く〜〜〜、何度〜覗きに〜〜いけばいいの〜〜〜?」
「そ、それはともかくサンダラを離して〜〜〜、しび、しび、しびれるぅ〜〜。」
「で〜?シズモヒメは〜〜、どうしたの〜〜〜。」

ちなみに、サンダラとは後々サンチラを生むことになるプラズマ放出系の式神だ。
このドタバタの隙にザバッッと風呂のようなものから上がって・・・・ぶっ!この時代はタオルというものが
高価だったため、持っていなくて素っ裸で出てくるおキヌを見てまともに鼻血が出てしばった。


そして、場面は入浴シーンも終え、元の会議場。
「それで、そのシズモヒメとやらの退治に協力してくれというのか。」
「ああ、ばーきり言うて、私の専門は陰陽道てゆ、式神・物怪の操りとそに関する魔術が主体でにゃがやあ・・・。」
「そ〜〜なの〜〜〜。で〜〜たしか〜〜〜、マユツバの〜〜〜大王・・・」
「ヨーロッパの大魔王、ドクターカオスじゃ。ったく、物覚えの悪い連中じゃな。」
「イエス・ドクター・カオス」
「じゃがな、資金をがばーーっと提供してくれんか。ビブロスのオカマ野郎から逃れるために、やむなく全財産を捨ててきたんじゃからな。」
「止む無く・それ・違う。わざと・エサ・なるかわり・金の・請求・された。」
「だ〜か〜ら〜〜、余計なこと言うんじゃないっ!マリア・・・」
「イエス・ドクター・カオス・シュン・・・・」

彼らのやり取りを聞いていると疲れるので、要点を抑えよう。
CDシネマ第一「愛は時を越えて」で明らかになったDr.カオスのおよそ300年前の過去のことだが、そこで
超A級妖怪・ビブロスに追われ戦い、日本に何とか流れ着いたという。
そのひとつの村こそが・・・このオロチダケだったということだ。
そしてまたここでも惨劇に巻き込まれかけたため、とりあえず話だけ聞いておいて処置法だけを教えようとしていた。

「あーー、ちょっと疲れたワイ。ここで一休みさせてもらうぞい。」
「いーきゃど、なーか手伝りゃーえー。」
「にしても、居心地のよさそうな場所じゃワイ・・・・この柔らげな布団といい・・・ん?」
「どーさだ、カマス。」
「わしゃドクターカオスじゃと言っとろーーがっ!
 この布団・・・どこからもってきた?」
「どこ・・・・って・・・・、えーと、確か死津喪っていうやつから借りて――――」
「その死津喪って、こんな神聖な匂いをさせてか?」
「ぞーな神聖か?」
「神聖も何も、これはまさに神族クラスの波動じゃぞ。陰陽師の割に気が付かんとはなあー。」
「神族!?」

こうして、明日はカオスも手伝いながら死津喪を訪ねることにし、とりあえず床についた。
・・・だが、そのとき再び・・・・・!
グラグラグラグラグラグラグラ ぐり と ぐら だダッダッダダアァーーーー!
と、とてつもなき恐ろしきゆれを感知した。
マグニチュード45564.87・・・・・推定、震度44・・・・・!

「警報・カオス・超強大の・大津波・来る!」
「な・・・なんじゃとっ!で、推定は・・・・」
「推定・6877メートル、マウント・フジの・1.7倍」
「おちおち眠られもせんわい・・・おいっ高島、六道っ、今すぐいくぞ。」
「な〜〜に〜〜〜?」
「今わお楽しみ中なんだ、後にしろっ!?」

「しゅびびん、しゅびびん、しゅびびんびん!!
 ・・・って、あのなお前ら、寝取ったんじゃなかったのか。六道、ほらいくぞっ!」
「あ〜〜カオスさま〜〜〜ん、そんなに着物〜〜引っ張らないでぇ〜〜〜☆」
「いきゃきゃん、いきゃきゃん、いきゃきゃんきゃんっ!
 ・・・・遊んでいる場合かこのたわけ高島っ!おらいく・・・」
「いやぁん、ばっかぁん、そこっはお乳なの、うっふん★」
「びょよよん、びょよよん、びょよよんびょ〜〜ん・・・っていい加減にせんか、このクソ創作者・・・・・・・が★」          

ビシャシャーーン!!
作者の位階の雷がカオスに落ちた・・・とすると、都合よく死津喪の家に場面が切り替わった。
何ていい加減な物語でしょう。(←あんたが言うな!)
そして、死津喪の家の門をたたくと、出てきたのは―――――


っといったところで、今話は終わり。
次回、おキヌの意外な正体が明らかになる・・・・・かどうかは、創作者の気分次第。
楽しみに待っててね、待っててね、もうあとす〜こ〜し〜〜。
では、次回に会いましょう。

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