ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/23)

八つしたの父親違いだが可愛い妹が「初めて」「友達」を連れてきていた。
その頃夏子は友達らしい友達が居なかったのだ。
その際だった容姿と家柄で同姓からはとおざかられていたし、強烈な性格のおかげで(口より手が先にでる)異性からは「大魔神」と恐れられていた。
毎日のように語る武勇伝を聞きながら
(心の優しい良い子なんだけどねえ?)
と苦笑交じりに思っていたのだ。
そして当の本人は「友達なんていらないもん」
とうそぶいていたが、初めて友達を連れてきた夏子はやっぱり嬉しいのだろうか?
にこにこと機嫌よく笑っている。
どうやら自分の初めての「友達」を「だいすきなゆうねえ」に会わせたいらしい。
そんな我が妹の様子をほほえましく思いながらゆうこは夏子と「その友達」を部屋にまねき入れる。
・・一人は・・綺麗な男の子だった・・。
夏子とならんでもそう遜色の無い・・・綺麗な顔の造りをしていた。
にこにこと人懐っこい笑顔は好感が持てる。
どっくん。
そして
もう一人の男の子。
さっきの男の子に比べると全然目立たない・・。
どこにでもいる少年だ。
あえて、特徴を挙げるとすれば、いつも肌身話さず身に付けているだろう阪神のロゴのついた縞々模様のキャップと好奇心旺盛そうなその瞳だろうか?
・・・だがそんな事はゆうこにはどうでも良かった。
ただ彼女の心臓を跳ね上がらせたのはー
少年の魂だった。
焦がれて焦がれて・・・
会いたくて会いたくて会いたくて会いたくて・・・・
ずっとずっと・・・・「彼」だけを探してー。
ずるり・・・
なにかが自分の中でぶれた。
そして
(「見つけたっ」)
と自分の中から「自分以外」の歓喜の声・・・いや思いが聞こえた。
そして脳裏によぎる光景・・・
闇・・一条の光線・・・大事な人が頭を打ち抜かれる。
その人の魂をもっている自分であって自分で無いもの・・。
そして開放する・・・
そして・・・「彼女」は魔族から人へと変化する。
契約をまもり再び巡り会うために・・・
そして時が流れー
・・・「彼女」は不安になる・・・。
・・来世ではかならず自分は「彼」に出会える。
だが・・・それはもう「彼女」では無い。
彼女は彼女のまま「彼」に出会いたいと願っていた。
「また会おうな」
「かれ」の最期の言葉・・・・自分は何も言ってない・・。
この「想い」を伝えきってない。
「彼女」はそっとやわらかな曲線を描きふくらんだ腹部に手をあてる。
そこには新しい命が宿っていた。

つづきます。
・・・・ていいんだろうか益々意味不明にっ!!!!
ああっすいませんすいませんっ



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