ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/22)

(「嫌だっ!!!!!!」)
それは純粋な・・・純粋すぎる「想い」。
くらり・・・
あまりの強い感情に眩暈がする。
一瞬それは自分の感情ではないのだろうかという錯覚にとらわれそうなほど・・・・
(「伝えたくて・・・ずっと一緒にいたくて・・」)
ひたむきな想い・・・
横島はそんなゆうこの様子に気づかずとつとつと言葉と紡ぐ。
「・・・おれ・・・夏子が銀ちゃんと仲いいんしっとるけど・・・いわんと・・・なんや嫌なんや・・・・」
横島としては「夏子」が「好き」という事には気づいているが・・・その「好き」をどう伝えればいいのか分からないのだ・・。
しかも銀一が転校する前の日いつも三人でいたのに、最期の放課後二人は・・二人っきりで屋上に居た。
・・・・どくとくの空気・・その後のふたりのぎこちない態度。
次の日のクラスメイトの反応・・・・これだけ状況証拠が揃えばいくら野暮天大魔神の横島でも・・わかる。
「・・・・・別に銀ちゃんはかっこええし・・夏子も・・暴力と権力(学級委員長)を傘にきて無理難題ふっかけるし・・一日一回は・・あ・・最近は二回以上されたんな・・ってまあわけわからん事いうて俺のことぶんなぐるし・・・でも二人とも友達やし・・・
いいんや。」
だけどなと言葉を紡ぐ。
ゆうこが聞いているかなど考えてない。
ただもやもやとした感情を言葉にして自覚したかったのだ。
大体横島の頭の中は至って単純である。
好みについてもすきなら好き、嫌いなら嫌いと簡単で・・・
こんな風に「すき」なのに「憎たらしい」と思うのは夏子が始めてなのだ。
しかもいままでの「すき」とは違う「すき」なのだ。
銀一もすきだ。
ふたりともすきなのに・・・なんでこんな変なきもちなんだろう。
なんで自分がなつこを好きと言うのを銀一のせいでためらうのだろう?
思った事は全部言葉にする。
それは自分の目の前にいる女性の教えであり自分も、まったくもってその通りだと思う。
・・・なのに何故か言葉にするのを躊躇ってしまう。
でもそれでも・・・
「いっとかな・・・ダメな気がするんや」
なにがなんて分からないけど・・・・
と言うとまただまりこんだ。

(「傍に・・いたいの・・・」)
つきん。
心臓が痛い。
この感情がダイレクトに自分に繋がってくる。
・・・・
はあ・・・・
ゆうこは横島をみながら深い深いため息をついた。
最初に「これ」が現れたのは
初めて横島と会った日だった。
3年前になつこが友達ができたと嬉しそうに自分のところに銀一と横島をつれてきた日。
・・・心臓が壊れるかと思った。

つづく・・・・・・っていいのかー!!こんな繋がってない文書おお。。。。
・・・・・・回想の回想とはこれいかに

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