ザ・グレート・展開予測ショー

ウルトラマンカオス「3.おキヌのラヴィリンス(4)」


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(00/11/20)

今回、のっけから説明しちゃおう。
99個とは、「究極超人あ〜る」のCD収録全99曲からつけられた回数なのでした。
あまりにも安易なのですねー・・・その名も、我らが期待の主人公、Dr.カオス。
彼はウルトラマンカオスとなりて、敵と戦いつづけていた。
だが、それが、アシュタロス最終最強形態と超怪獣グランドキングのボディーを身にまとって復活した
ジュダ星人ことアンドロジュダロスの繰り出している敵とはカオスたちは知らぬのだ。

そしていま、アンドロジュダロスと化したジュダ星人は、その前出のボディー質に更にマリアやテレサに使われていた
ボディーとブレインを組み込んで、その上に洗脳し、最強のボディーアーマーを生み出し、攻撃してきた。

その脅威の敵こそが、宇宙ロイド獣・マテリアーサにして、その眼前にウルトラマンカオスは大苦戦。
今のウルトラマンカオスの最強必殺技をも跳ね返してしまうのだ。
どうしようもないのか・・・?
というとこまでが前回。今話と話の引きが違うとかいわないでね。

        ☆          ☆          ☆

「でゅわっ?(あれは・・・)」

1体のUAK攻撃機・忠夫専用の攻撃機「フェニックス飛来ヤー!」号が近づいている。
中には、横島のほかに二人・・・いや、3人も乗り合わせていた。
冥子に、おキヌに、そして美神さんまでもが乗っていたのだ。

「ちょっと〜〜〜、令子ちゃんは〜〜ともかく〜〜〜、なんで〜〜おキヌちゃんまで〜〜〜?」
「私までってのは、余計じゃありませんか冥子さん。」

冥子の口調に惑わされずにおキヌの反論。というか、口喧嘩だ。
まだあの時の事を引きずっているのかというと、まったくその通りだ。

「まあまあ、抑えて冥子。
 それに、おキヌちゃんだっていつまでも愚痴を言ってんじゃないの。」
「だって・・・・」

おキヌちゃんは、本音が言えない。
どうしてかといわれても、彼女の性格上、仕方のないことなのだが・・・。
唐巣和宏の教えもあり、「時には神に逆らう必要性もある」というのだ。
その事に反していいのか、反するべきなのか・・・決定がつかないでいた。
ただひたすらに、沈黙をするしかないのか・・・とばかりに、顔はだんだんと深刻さが増す。

「何よ〜〜、おキヌちゃん〜〜〜!」
「あ、あの・・・」

どうしても言葉が詰まる。
その訳を、前回の契約どおり、おキヌと聖母マリアと三百年前について回想編を交える。

         ☆          ☆          ☆ 

「高島道師、このままでは地霊は悪化しますぞ。」
「うむ、早く治療すべきですぞ。この日本という大地はな。」
「あの〜〜、ちなみに〜〜〜〜、地霊と書いて『ちりょう』と読むそうです〜〜〜。」
「ジョーダンいってる場合じゃないっ!」

バンッ!
机がたたかれてびりびりとゆれている。
それだけ、村人何人かが集まり、地霊退治の会議が開かれているのだが・・・それだけ深刻なのだ。
その中に、何代か前の六道家の者・六道志乃と陰陽道の血を引く高島盟信の姿があった。
そこは、後に温泉がひかれることになる1680年のオロチダケ。
風水的にも、日本のツボと言ってもおかしくない場所だ。

また、その会議を覗く謎の姿があった。
そいつは、地球内核に住むマントルの霊・マギー=ヌアンドール。
そいつが・・・・再び脅威の地響きを起こし始めた・・・・!!

グラグラグラグラグラグラグラグラグーダラダダダッッダダーーーーーッ!!!

マグニチュード35023.66の脅威の地震だっ!
20世紀で言うところの震度38クラス・・・・!
誰一人も立ってもいられない程だ。

「シ、シズモヒメ・・・・ッ!」
「そのようですわ〜〜〜〜。」
「おおおおおね、おえね、願・・・いし、しますだっ!こ、このままでは・・・・」
「そそそそ、そおおおおおーーーーー、言っっってっっっもっっ・・・・」

そう、このゆれでもはや誰一人動けない状態だった。
しかし、そのときその地に似合わぬ格好のものが平然とたっていた。

「だれだ、お前は。」
「空にはばたく白いハゲ・・・魔法科学忍者のメッチャクチャマンこと
 ヨーロッパの魔王・・・・あ、ドクターカオスッ!」
「シビビン、シビビン、シビビンビン!」

そう、偶然にもこの時、ドクターカオスは冥子の先祖にあたる物にも遭っていた。
そして、彼にも会議に参加させてもらうことになった。

「ふむ、地霊とな?」
「はあ、その名もシズモヒメ・・・・突如と現れた、まるで魑魅魍魎のような存在です。」
「で、ワシにどーしたいと?」
「何かそなたにも知恵を貸していただけたらと思うのです・・・・あなたの先ほどの不可思議な術で、
 地震のさなかでも立っていたじゃないですか。」
「そ〜お〜〜。そんな貴方なら〜〜〜、」
「しかし、どこかで見た連中じゃな。」

それもその筈、カオスはその1100年前にウルトラマンカオスとして健在していた。
http://cwww.pos.to/cgi-bin/tenkai/tenkai.cgi?log=966302819.log& にも

>忠夫の前世・高島にもそのまた前世はある。
>それも、なんとあの「隋の悪魔」と呼ばれた時空間の物の怪・ダイタラホーシ退治
>の為、隋に渡ってウルトラマンカオスとともに戦い、辛くも勝利して日本に遺骸を
>持って帰国した。それが己乃舞士(おのの まいし)と呼ばれていたが、ゆがんで
>伝わった結果、数多くの歴史書で誤って「小野妹子」と表記されているのだ。
>そして、その戦っていた先の隋で、ある人物と会っていた。

という文面があるぐらいですからねえ。
そう―――――――――

         ☆          ☆          ☆

「あー〜〜〜、懐かしいわねえ〜〜〜〜。」
「それがどーだって言うんですか。」
「『どーだって』って〜〜〜〜、ど〜いう意味〜〜〜〜!」

冥子からは異様なオーラが漂っている。
一瞬で怒りの超霊力が勃発して、プッツン(式神暴発)が起きそうなぐらいに。
しかし、今回はおキヌも負けじとばかり「む〜」と顔を怒らせて立ちはだかる。

「まーまーまー、二人とも。」

美神が二人を抑えようとする・・・が、

「あ〜〜ん、令子ちゃんが言うんだから〜〜〜〜、や〜〜めよ〜〜〜〜っと。」
「ずるっ!」

美神とおキヌはずっこける。
そこに忠夫が顔をヒクヒクさせて口をはさむ。

「冥子たちをずれてくるのは失敗だったかな・・・!?
 もちょっとで手がぶれて操作を誤るところだったぞ。
 でも、今のおキヌちゃんの能力が必要だし、誤っておキヌちゃんの誘惑に負けて(ピー)の(ピー)して、
 冥子と美神さんに摂関を食らうのもなんだし・・・」
「だから、押さえ役に私も連れてきたって事ね。この代金、高くつくわよ。」
「ハイハイ分かってますよ。あとで2兆円ぐらいドバーーンとあげますから。」


果てさて、次々と明かされるおキヌの過去とその周辺の出来事、どうやらただ事ではなさそうだぞ。
重要キャラもすべて登場、この話がどうつながるか・・・皆さんで予測してみましょう。

そして次回、ついに過去のおキヌが登場だ。
好、ご期待であ〜る、あ〜る、究極超人あ〜る・・・

六道忠夫「・・・つ、つまらん駄洒落を言うな、つまらん・・・!」

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