ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/19)

横島は壁にへたりこみ頭をおさえたままふうとため息を一つつく。
まだ頭が少しくらくらする。
気分も最悪だ。
しかもこれから命がけで約束を守らないといけないのだ。
(「まあ彼女にはなんの悪気もなかったのよね」)
「あの日」のゆうこの言葉が蘇る。
・・・・・嘘だろう。
前世の性格を知らないせいか頭の中で否定してしまう横島であった。
・・・・・
・・・・・とたとたたたた。
何か足音が近づいてきたかと思い視線をあげるとー
「せんせいっ無事でござるかあああ!!!!!!!!」
という声とともにシロが横島へと物凄い勢いでダイビングタックルをくらわせる(本犬としてはとびついたつもりである)
ちょうど横島の鳩尾へシロの頭が直撃する。
「−−−−−!!」
声に出来ない叫び。
「せんせいっ!!なにやら物凄い気配がしたでござるがなにかあったでござるか?
ああっ!!そんなに苦しそうな顔をされてっ!!!!」
と心配そうにシロ。
「・・・・・・」
・・・・・横島はただ何も言わずシロの顔に両手をはさみー
「せんせい?」
顔を赤らめるシロ。
おもいっっきり顔を左右にひっぱった。
「ふぁあにふゆんでふぉふぁふかあ」
(訳・なにするんでござるかあ)
「うるせえ!ただでさえ頭痛いのに鳩尾にくるとはこのこの」
しかもちょうど覚悟を決めよおとしていたところなのに。
「ほれほれほれええ」
「ふぁうふぁうふぁうふぁう」
(あうあうあうあう)
と横島がシロの顔をひっぱていると。
どん。
横島の背中を美神が蹴った。(しかもハイヒ−ルの踵でである)
・・・・・痛い。
「なにすんですかあ」
とシロを開放し横島。
「ふうん・・・それはこっちが・・・聞きたいんだけど?」
とぐいっとシロを開放した横島の襟首をつかみ上げ息をきらしながら美神。
うしろからオキヌが走ってくるのが横島の視界に映る。
「へ?」
「とぼけんじゃないわよおっ!!さあ何をしたっ!!白状しなさい!今日のギャラに影響及ぼす事じゃないでしょおね!!」
鬼のような形相で美神。
・・・・・いやどっちかーてえとあんたのおかげで俺今こんな目にあってるんですけど。
迫り来るプレッシャーに(みちろん美神)耐えながら横島はいいやそんな事無いですという事を説明すると「ならいいのよ」とにっこりと笑った。
「あ・じゃあなんで横島くんそんな衰弱してんの」
心底不思議そうに美神。
「そおですよ・・ほんときつそうですよ。」
と横島の手当てをしながらオキヌ。
「・・・・まーそれは・・・・」
横島は明後日の方向をみて言葉を濁す。
「そおでござるっ!ついさっきと全然違うでござるよ」
両手でほっぺたをさすりながらシロ。
「まあ後で言うから・・・すいませんけど、ゆうねえの所まで連れていってもらっていいですか?ちょっと用事があるんです」
どこか真剣な声音の横島。
「いいけど用があるならさっさとしてよね。もし遅れるようなら問答無用で置いてくからね」
と暖かい励ましのお言葉をいただいた横島であった。


きいいいい。
応接間にはゆうこが一人座っていた。
横島はゆっくりとあるいてゆく。
ゆうこの直ぐ傍までくると一つ深呼吸をした
「・・・・・思い出したよ」
と一言いう。
ゆうこはアルバムにおとしていた視線を横島に向ける。
「ええ。わかったてたわよ・・覚悟はいい?」
にっこりとゆうこ。
「あはは・・お手やらわかにたのんます」
冷や汗を流しながらよこしま。
「さあ、どうかしらねー三途の河くらいは渡ることになるかもね」
「・・・・普通そーゆう場合貴方なら大丈夫っていうんじゃ」
「私にはこれが普通だもの」

つづく・・・・・・・・・・・いいんだいいんだどうせ文章になってないもん
(ちょっと書きたい事がかけなくてスランプ中←そんな大層なもんか?)

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