ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/17)

(「だからー・・・・・・これは契約なの」)
ゆっくりと・・・なんでも無い事の様に笑うゆうねえ。
そんな事は無い・・・と思う自分・・・そんなずっと昔の事に縛られる事はない・・・・
・・・・・じゃあなんで自分は・・・・・
そう言うとゆうねえは困ったように次の言葉を紡ぐ。
ずきいいっ!!
「痛てええ」
その後に続く言葉を思い出そうとした瞬間もやのかかったような頭の中に電流が流されたような痛みが走る。
無意識のうちに右手で頭を抑える。
痛い・・・なんてもんじゃ無い。
こんなもん美神の神通昆でしばかれるのとタメを張れるくらいだ。
「・・・・・・・なんか邪魔したな」
うめくように横島。
・・・・・・痛み・・・というかなにか自分の記憶が強い力で封印されていいる。
今それを無理やり思い出そうとしたので「それ」が発動したのだ。
「じょうとーだよ」
と横島。こっちだって伊達に痛めつけられている訳じゃないのだ・・。
常人なら気絶する痛みにも耐えられる自信はあるし回復力だって普通よりある(・・・というか人間やないやろ?)
自分の記憶は自分だけの物だ誰かほかの人間(?)に勝手にいじられるなんて冗談じゃねえ!そんな事をされた日にはあんなことやこんなことも忘れるかもしれないんだぞおっ!!!!
・・・・・・それに大切な大切な蛍の化身との事を・・・・・。
ぞくり。
横島の背中を冷たい汗が落ちた。
その事を忘れたという意識もないまま一番大切なことを忘れる・・・・・
・・・・・・・・・・ぜってえ嫌だ・・・・。
横島はいまだ痛む頭をおさえたままゆっくりと瞼をとじた。
「約束だからな」
そして無意識のうちに口から紡がれる言葉。
ゆっくりと頭のある部分に意識を集中させる。
・・・・・・そしてくりかえされる言葉。
・・・・・契約。
縛られた・・・・・。
・・・・・・・・・・・・ゆうねえのさびしそうな笑顔。
(「私は・・・縛られてるの・・・・契約という約束に」)
難しくて意味はわからない。
ただ自分が原因ということという事はだけはわかっていた。
ずきいいいいいいいいいん!!!!!
痛みがまた横島の頭を駆け抜ける。
「邪魔だっ!!!!!!!!!」
横島は我知らず大声で叫んでいた。
きいいいいいいいいん。
そして頭のなかの何かが砕け散る。
つづく
・・・・・・まじめもーどに書くと横島が変にみえる・・・・おい

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