ザ・グレート・展開予測ショー

宿敵(ただし一方的に)


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/15)

一方その頃。
横島は心底嫌そうに雪の丞を見ていた。
「どうした?」
と雪の丞。
「なんでいつもいつもいつもいつもいつもっ俺ばっかでかい仕事の時相棒にすんだよっ!しかもぜったいお前事務所のなかじゃ余計な事はなさないよな」
「おまえしか信用できないからにきまってるだろーが」
まあ・・・確かに美神のいるとこでうかつな話をいった日には・・・・当然のごとくギャラの上乗せを要求されるだろう。
こいつの持ってくる仕事は確かにギャラも高いがそれ以上に仕事のきつさが並じゃないのだ・・・この前なんぞ「ちょっと」悪霊が多くて・・・・といったのでせいぜい100単位かとおもったら10000単位だった。
ボス霊を雪の丞が倒すまで10時間ぶっつづけで悪霊を食い止めていたのを思い出し横島は頭が痛くなってきた。
・・だいたいこの戦闘馬鹿が自分以外の奴と手をくんでいるところを見た事が無い。
「どーせどんな仕事しよーが俺は時給制だけどな」
あきらめたように横島。
あまり自分は金銭には興味が無いがそれでもこの仕事量でこの給料はあんまりだと思う。
・・・・・時々ほんとうに泣きたくなる。
「だから俺とふたりで除霊事務所ひらこうぜ」
と雪の丞。
常々雪の丞は不思議に思っていたのだ。
なぜこんなに能力がある奴がこんな待遇でいるのか?と。
霊力は高いし頭もいい。
ーちなみこの場合の「頭がいい」と言うのは知識がある。という事ではなく「知恵」があるという事である。それに最後の最後まで手をさがしてあがく性根も気に入っている。
「なあ」
と雪の丞。
「なんどもいわせんなよ嫌だっていってんだろ」
にべもなく横島。
最近雪の丞はよく自分を事務所へと誘う・・・・・・・やろーと二人で働く・・・・・・
そんな事は金の無い事の比では無い。
・・・・つづく。
コメントはいってたんで調子のってしまいました(笑)
・・・・っていいのか自分。・・・・・次はいつかなー(汗)

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa