ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/11/11)

「これじゃだめか?いちおうその頃にはすっげえいい男になってるってある人の保証つきなんだけどなー。」
やっぱかなり自分勝手だったかなあと横島。
「ううん。すごく嬉しい」
とても嬉しそうに加賀由美。
・・・・・
ほんとうに嬉しそうに加賀由美が笑っていたのでまあいいかと横島は思う。
「「・・・・」」
そして
口には出さないがとてもとても不機嫌そうな二人。
美神に至っては額に青筋が浮かんでいる。
「じゃあ17年後やね・・・でも横島いまでもいい男やで」
「サンキュー。あ・じゃあさ・・頼みがあるんだ」
と横島・・そこまでで言葉を区切りそしてゆっくりと次の言葉を紡いだ。
「・・そっちにさ多分俺の子供で生まれるはずの奴がいるかもなんだ・・そっちのことはよくわかんねえけどもし伝えることができんなら・・・・絶対幸せにしてやるって伝えてくれないか?」
少しの沈黙。
すうっと表情を無くす美神。
どこか切なそうにオキヌ。
「・・・・・うんええよ」
加賀由美がそう言うと横島はとても嬉しそうに笑った。
「いいなあ」
と加賀由美。
「・・へ?」
「その女・・・すごく横島に大事にされてる」
「あーまーすっげえ大切な奴だからな」
とえがおのまま横島。
「それにもしかしたら加賀がそいつのオフクロになるかもだしなー」
「・・・・でもライバル多そう」
くすくす。
声を立てずにに笑う加賀由美。
「そおか?」
と横島。
世界中のいい女は自分のモノになると信じて疑ってないが
自分の事を好きな女がいるとは夢にも思ってない。
(美神は自分の事を丁稚奉公と思っており男としては見られてないと思っているしオキヌは自分の事を好きと言ってくれたことがあるが、好きといってもどちらかと言うと家族愛に近いものだと感じている。シロに至っては父親みたいに思われていると思っている。・・・第一横島の感覚では「好き」と思ったならば普通は神通昆でしばいたりにらみつけたり瘴気のようなものを体からだしたりしない筈だと思う←この点では誰も横島を責められないだろう・・・まあ横島の人並み外れたセクハラも原因だと思うが)
「そおや」
と加賀由美。
「夏子も大変やろうな・・・」
「なんで?」
と横島。
「理由は夏子から聞いてな」
くすくすと加賀由美。
「じゃあ・・いくわ・・・このままだとゆうこさんに負担かかるし・・でも
最期にちょっと二年間自縛されかかった借りもらうね。」
と言い終わるなり加賀由美はくいっと横島の服を掴み引き寄せると触れるだけの口付けをした・・。
完全に不意をつかれた横島は呆然としている。
オキヌと美神は後で横島を折檻する事を心に固く誓った。
「・・・・・・十七年後覚えといてな」
と華のような微笑をうかべると加賀由美はゆうこのなかからきゆっくりと離れていった。
数秒後・・・・・・
我に返った横島の前にはにこにこと笑っているゆうこがいた。
唇にはかすかに感触が残っている。
「約束だって・・由美ちゃんが最期にいった言葉。」
と穏やかな声でゆうこ。
「もちろん覚えとくって。将来おれのもんになるネーちゃんだろ」
・・・・・・・・ざわざわっ!!!!!!!!!!!!!!
瞬間っこの屋敷に入った頃より更に大きい悪寒が横島の全身を駆け巡るっ!!!!!
横島が振り返ろうとする前に美神の神通昆が横島にヒット!!
(ゆうこはすばやくその場から離れた)
とてもじゃないが文章にできない折檻を受けている横島をゆうこはにこにこと表情一つ崩さずに「もてる男は大変ねー♪」といいながら自分のお茶を淹れつつ眺めていた。
つづく・・・・もう締め切り守れません・・・終わんないもん(泣)

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