ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/10/29)

そして次の日。
7時55分・・・
横島は眠い目をこすりながら事務所のドアを開けた。
「おはよーございますー。」
と横島。
がちゃり。
「おはようございまっす。」
と横島にとびかかりシロ。
「おはようございます。横島さん」
とオキヌ。
「おはよー」
と低血圧のためか不機嫌そうに美神。
「おはよお・・・・・・」
・・・・と半分寝ているであろうタマモ。
(美神は自分が早出の仕事の時は、どんな仕事だろうと事務所に住んでいるであろう人物を全員を起こすことにしている)
とそして、
「おはよお横島」
と夏子がそこに居た。
「あれ・・・夏子?なんでいるんだ?」
と横島。
「うーん一応依頼人だしね。」
とにこやに夏子。
よくよく見てみると服は昨日の制服では無く、おろしたてのワンピースである。
「げえ・・・まじかあ」
と嫌そうにシロをいつものごとくあしらいながら横島。
「なあに?私が傍にいるのは嫌なの?」
と足に全体重を乗せながら横島の足をふみつけにこやかなまま夏子。
「・・・・・!」
「・・・・せんせいを苛めないでくださいでござる。」
むうと夏子をにらみつけシロ。
「・・・え・・あ・・ごめんなさい」
と横島をふみつけている足をどけずにシロに謝る夏子。
「・・・そーゆうセリフはおれの足をどけてから言ってくれ」
と横島。
「ごめんねえ。気づかなかった」
と白白しい笑顔で夏子。
「・・・・・なんか・・・横島さんって子供の時からあーゆう人とお付き合いがあったんですねー」
と複雑そうな顔でオキヌ。
「・・・・どーゆう意味かしら」
と美神。
「美神殿っ!!」
と横島にしがみつきながらシロ。
「なあに?」
「拙者も仕事行くでござるっ!!連れていかないと隠し金山の地図を燃やすでござるううっ!」
とシロ。
ぴしり
その場の空気が凍りついたのが夏子以外の人間はよおく分かった。
「シロ・・・・」
と美神。
「・・・・・・・・ほほほほほほほ本気でござるよ」
とシロ。
「「・・・・・」」
(固唾をのんで見守る横島とオキヌ)
「?」
内容が理解できない夏子。
「・・・・ちょっとおいでシロ。」
にこやかに美神。
・・・・・・沈黙。
「いやでござるー!!!!」
とあらん限りのちからで横島にしがみつくシロ。
「お・おいっ」
と横島。
「・・・あのー」
と夏子。
「シロー「この」私に脅しをかけたのよー♪覚悟はいい。」
「いやでござあるっ!」
・・・・・・・・・
「だめ」
と美神
「・・・・・あきらめろシロ・・・ここは大人しく覚悟を決めたほうが傷があさいぞ」
と沈痛なおももちで横島。
「・・・・ごめんねシロちゃん」
そっと涙ぐむオキヌ。
「・・・・・・・・・・・」
なにも言わずただ同情したようにシロを見つめるタマモ。
「・・・・・・さっいきましょお」
と美神。
「・・・・・・・・・・・・?」
は夏子。



さわやかないつもの(?)朝の光景であった。
つづく。
いや昨日よりも長いけどさ。
・・・・・すいませんっ!!!!!!




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