ザ・グレート・展開予測ショー

ウルトラマンカオス「2.幸せを呼ぶ青い鳥!(2)」


投稿者名:ギャグレキスト後藤
投稿日時:(00/10/26)

今度の主流は小鳩バーガーになった平和な(?)世界中。
時代も22世紀になって「小鳩バーガー」がマクドナルドに変わってチェーン店が既に全国50000店も出ていて、
海外も含めればなんと15万店に及ぶそうだ。
さすがの大月教授を目を丸くするばかりか、全ては、プラズマスパーク核融合装置のおかげであったことに対して
ドクターカオスを評価しなおした。そのカオスは、厄珍堂とともにスポンサーとなった。

魔力で持って、臨死体験したい人だけが幽体離脱するように構成要素が変換されている。
相変わらずの「シメサバ+アンコ+チーズ」の不味さ加減に、ウルトラマンキングから受け取った能力の上でだ。
さすがだ、ドクターカオス。

だが、人間姿に変身して、その動きを監察するものがいた。
そして、そのアンドロジュダロスの放った次なる刺客・宇宙星獣ブルーバドロンが、小鳩に襲い掛かった。
周りにいるものは、すべて隠された羽の風圧でなぎ倒されていた。
この倒された中に、CDシネマで御馴染みの地球防衛軍がいたことは言うまでもない。
本当にこいつら地球の守り隊員なのか??

ついにUAK(Ultra Attack Kingdam)の攻撃機の4機が横島の通報で駆けつけて・・・もとい飛んできた。
一号機には雪乃丈と美神、二号機にはピートと唐巣神父、三号機にはドクターカオスと西条、
四号機にはタイガーとエミが搭乗している。

「あれ?俺の搭乗するのはどれ?」
「あるわけないワケ。」
「乗りたかったら、自分の文殊で出したら?」
「しびびん、しびびん、しびびんびん!」

コントやってる場合ではないと、その小鳩を奪った奴を追いかけて反撃する。
これらの攻撃マシンは、当然のことながら霊力でジェット飛行・攻撃・・・何でもできるのだ。
そんなわけで、ブルーバドロンを追いかけるが、一向につかまらない。
はやさは、ウルトラマンジャック(帰りウルトラマン)に出てきた怪獣アンチラ並だ。

そして、その条件で奴が反撃してくる・・・!
羽で強烈な噴射を起こし、次々とビルを壊滅させていく。
小鳩は・・・カンガルーのごとく腹のポケットに入れられていた、さすが宇宙星獣だ。

「これじゃ一向に退治ができず、日本は壊滅するぞっ!」
「でも、どうするんです?」
ピートと唐巣のやり取りが、攻撃機同士で連絡網を走って聞こえていた。
それに、美神が口を出す。
「陽動作戦でいきましょう。用意は良い?」
「かってな人だな・・・・!」
「何であんたが主導権握っているワケ?」
「そんなことより、とにかく取り囲むことに専念しなさいっ!」
「そうジャケンノー。」
「ワシにも喋らしてくれーー!」

そんなこんなで、美神の作戦が開始した。
目的を定め、攻撃機の霊銃ビームを2号機が連続発射。
当然、これをよけるブルーバドロン。
それを、4号機が上から旋回してギュルーンと一回転、霊体撃滅弾を機体の下からウィーンとスライドさせて食らわそうとする。
当然それもよけるはずだから、向こうは攻撃するしかない。
その攻撃する瞬間を狙って、1号機が精霊石銃にてバリケード・トラップを張る。
取り囲むと、ブルーバドロンは動きがピタリ・・・と止まるが、何せ小鳩を抱えているわけだから、うかつな攻撃は禁物だ。

「おっと、そんな手には乗らないよ・・・」
と、あまりの低音声でテレパシーで語りかけてくる。
「第一、ブルーバード店舗は元はジュダさまが考え出した計画。それをあんたたち人間が幽体離脱バーガーを
 作り上げたから、利用させてもらってるんだよ・・・!」
「じゅ・・・ジュダ!」

皆の者が驚きをあげるや否や、巨大化し始めた。

「今だから言うけど、こんな物は地球上の全員をジュダさまの霊力で幽体離脱させて、地球を制覇すること為の者さ。」

どんどん大きくなっていく・・・!
じつは、ここは飛ぶに飛んで、ムー大陸のあった太平洋のど真ん中あたり。
身長6778m、体重58.5万`へと進化すると、羽の風圧で一気に・・・攻撃機4機ともフランス周辺まで飛ばされた。
・・・が、そのとき小鳩の目からは涙が零れ落ちた。
小鳩バーガーが・・・・悪の手に利用されていただけであったと知って・・・!
そして、ブルーバドロンの体の一部に次々と、ポタリポタリ・・・!

とそのとき、空の彼方できらりと光った・・・・・・。

鳥か?飛行機か?いやあれは・・・タケチャンマンだぁーー!
等とふざけている場合ではなく、身長5555m体重570000`の姿のウルトラマンカオスだ。
というわけで、次回ついにウルトラマンカオスとブルーバドロンの激闘・そして完結。
おたのしみに〜〜〜〜。


その頃、横島と冥子の二人はと言うと・・・
「全く、世話の焼けるやつだなー、もう。」
「あなたが〜〜〜、駄洒落で凍らすから〜〜〜〜。」
などと黙々と、それが罠とは知らずに小鳩バーガーを食べていた。

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