ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/10/22)

「・・・・」
横島は無意識の内に自分の心臓を服の上から右手で抑えた。
ばくん。
心臓の音がうるさい。
(なんや、なんやっ!!!)
何故だか分からないが夏子の姿を見れなくなりふいと視線を逸らす。
「横島?」
と不思議そうな声で夏子。
ばくん。
横島の心臓が夏子の声に反応したようにうるさくなる。
そして、また何故だかわからないが夏子の声が自分を呼んだと理解した瞬間、夏子の方を向いていた。
「あれ?」
と横島。
そこに居る夏子の姿はいつもの夏子で・・・いやさっきがどう違うのかと説明を求められても横島は答えられないのだが。
「あれってなんや?」
と答える夏子の姿はもういつも一緒にいる・・・友達の姿で横島は理由もなく安心した。
心臓もいつのまにか元にもどっている。
「いいやなんでもあらへん。 そうやっ!うん。加賀の方が変や。」
「・・・あんなあ」
と心底呆れたように銀一。
「変っていうなっ」
と返した踵を再びもどし加賀由美。
「なんでや?」
と横島。
「・・・いや・・あんたに遠まわし(?)の言い方した私がだめなんやろうけど・・」
と加賀由美。
「まあなあ・・・このばか思いっきり鈍いしなあ」
とうんうんと頷きながら銀一。
「・・・まあ・・それは。」
と少しため息をついて夏子。
「?お前ら言ってる事がわからへんど?」
と横島。
「じゃあっ聞くけどっ」
と加賀由美。
「ああ」
「ゆうこ姉ちゃんって誰?」
「おっそうきたかっ」
面白そうに銀一。
「はあ?ゆうこ姉ちゃんは、ゆうこ姉ちゃんやろが。」
「ちがうっ」
とぶんぶんと首を左右にふっていう加賀由美。
「・・?」
首をひねる横島。
「だから、ゆうこねちゃんって人横島は・・その好き・・なの?」
「当たり前やろ」
とさも当然の事のように横島。
瞬間、夏子と加賀由美の顔から血の気がひき、銀一は「あっちゃあ」といって横島をみる。
「えっどうしたんや二人ともっ!なんか顔色悪いでっ。」
と慌てたように横島。
「・・・・」
「・・・・・」
「横っち・・・」
見かねたように声をかける銀一。
「銀ちゃんっ。どおしよおっ!なんや二人とも顔色わるいみたいや。」
「そっれは・・まあ横っちが俺の質問に答えれば良くなると思うんやけど。」
「なんでや?」
「なんででもや」
と横島と疑問を無視して銀一は言葉を続けた。
「横島はゆうこ姉ちゃんすきやよな。」
「うん」
きっぱりと横島。
とさらに真っ白になる二人。
「どんなとこがすきや?」
「どんな所って・・まあずっといっしょにおったしホンマの姉ちゃんみたいやし・・まあ夏子のホンマの姉ちゃんなのに俺が姉ちゃんって呼ぶの嫌だろうけどな。」
と夏子のほうを向いて横島。
「・・・っえ?」
と夏子。
「じゃあ横っちはゆうこ姉ちゃんとなにはなすんや?」
「・・なにって・・・うーん」
としばし考え込む横島。
「ああっミニ四駆のこととか、女の人の口説きかたについてとかやな」
と面白そうに横島。
「「「ええっ」」」
と三人。(横島以外)
「そんな変化ア?よく姉ちゃんおれにいうで。
 女は押しの一手に弱いから狙った女は押して押して押し倒せっ!て」
「ゆうこねえちゃんって」
と銀一。
「おねえちゃん・・・」
とそっと右手で額をおさえてうめくように夏子。
「・・・・」
ただだまってため息を付く加賀由美。
「・・・・ん?俺ゆうこねえちゃんぜったい将来いい男なるっていってくれるし好きやけどなあ。だってそんなこと言ってくれんのゆうこねえちゃんだけやし。」
心底嬉しそうにいう横島。
横島の満面の笑顔に真っ赤なる加賀由美と夏子。
そしてなんでわからんかなあと呟く銀一。
つづき・・・ああ変な文章・・あう
・・・・すいません。(平謝り)


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