ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/10/18)

「美神さん・・・・」
とオキヌ
いつもの事とは言え・・・・血まみれで倒れている横島と神通棍をもって肩で息をしている美神の姿。
こんな時にお客さん来たら逃げ出すだろうなあと思う。
(事実何回かあった)
「え・なにオキヌちゃん?」
美神は、横島を折檻した為かどことなく機嫌がよさそうである。
「いえ・・いいんですけど・・一応横島さんも普通の人間なんだし・・・」
えらい言われ様だが、オキヌとしては精一杯庇っているつもりである。
「なあにいってるの?」
と美神。
「あいつが、普通なんていう範囲内にはいったら・・ってほおら」
「え?」(これはオキヌ)
「いててて」
と横島。
横島は何事も無かったようにその場から立ち上がった。
もちろん体のどこにも傷は無い。
どうやら文殊の「治」で直したようだ。
「ああっ酷い目にあった。」
「もう一回会わせて欲しい?」
と満面の笑みで神通棍をかかげる美神。
「いえっ謹んでっ」
ぶんぶんと両手を振って笑う横島。
(やばいっ!美神さん顔は笑ってるが目はマジだっ!!)
ぶわっと冷や汗が吹き出るのを感じた。
美神はまったくと呟くと、神通棍を直しソファーで書類とにらめっこを始めた。
「でも、文殊があったのに私のヒーリングで治そうと・・?」
と不思議そうなオキヌ。
「だってオキヌちゃんの力暖かくて気持ちいいから。」
と、満面の笑みの横島。
かあああっ
途端にオキヌの顔が真っ赤になった。
「そ・・そうですか?」
「そりゃもうっ!!」
「もうっどっかの・・・いや・・なんでもないです。」
ぞくりっ
殺気を感じた横島は慌てて話題を変える。
「そ・・そういや夏子ってなんでこんなとこに来たんだ?」
「なつこ?」
とオキヌ
「ああ今日の依頼人の子ね。」
これは美神
気のせいだろうか?
横島の目のには2人の機嫌が悪くなったように感じた。
「綺麗な人ですよね。」
とオキヌの声に多少冷たさを感じる。
「・・そうかな?」
と横島。
これは、横島としては偽らずの本心である。
はっきりいってしまえば、横島は夏子が苦手なのである。
どれ位苦手かというと、
母親と同じくらいであったりする。
そして、これにはちゃんとした理由がある。
そう・・それは5年ほど時を遡らなければいけないが・・・・
つづく・・
今日中って・・・日付かわってる・・・(反省中)
しかも短い。(自爆)

今までの コメント:
[ 戻る ]
管理運営:GTY+管理人
Original GTY System Copyright(c)T.Fukazawa