ザ・グレート・展開予測ショー

初恋・・・?


投稿者名:hazuki
投稿日時:(00/10/13)

「5年ぶりかあっ!横島ってココで働いてるの?」
と夏子。
その表情はさっきまでの思いつめたものとは違い、嬉しそうに輝き頬も微かだがさくら色に染まってまるで別人のようである。
横島は、知り合いに(たとえ5年ぶりに会う、単なる同級生だとしても)会って安心しているのだろうと思い(第一この事務所に普通の人間(?)がいること自体ただごとでは無いのである。)
「ああ。俺ここで、GSの見習してんだ。」
と少しだけ、照れたようにいった。
だが、女性陣は女性独特の勘で「知り合い」では無く「横島」に会った為に夏子の表情が変わった事に気づいたらしく、面白くなさそうな表情をする。
「・・・てあれ?おキヌちゃん?なんでお盆おいて湯のみ持ってンの?」
と、なにやら、冷たい視線を感じ夏子から視線を外すと湯のみを持って、お盆をテーブルの上に置いているおキヌの姿が視界に入った。
んな湯のみを素手でずっと持ってて熱くないのか?というかだれも、何故気づかないんだ?などと思いつつ、言う。
「え?あれ・・・あっすいません。」
おキヌは顔中真っ赤になり急いで(?)湯のみを置きお盆を両手で持つ。
「・・・同窓会は、後でやってもらうとして、仕事の続きさせてもらっていいかしら
 横島クン」
との優しいと言える程の口調でのたまわっている女性は美神令子氏である。
・・どうやら自分が無視(?)されたのが気に食わないらしい。
これは、爆発の一歩手前で、目の前にお客さんがいるので一応我慢していると言うところであり・・これ以上話の邪魔をしたら問答無用でしばくわよということである。
「ー!はいっ!ほらっシロっさんぽ行くぞっ!」
と横島は命の危機を感じ、いつのまにか(?)腕を自分の首に絡ませくっついているシロを、引き連れて、事務所を出た。


「さんぽっ。さんっぽでござる!」
と上機嫌のシロ。
「今日はちょっとだけだかんな!!」
「はいっ。でござる。」
「たく返事だけは・・・」
と横島は自転車にまたがりながらぶつぶつと呟いた。

つづく。
ああっもうみじかいよおっ
・・・いいのかこんなんつづいて・・(・・・やっぱだめ?)

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